PC・パソコンの廃棄

わが家には2台の壊れたデスクトップPCがあり、数年間ほったらかしていたのですが、先日廃棄処分しました。

どのようの処分したかというと、リネットジャパンでその壊れたPCを宅配便で自宅まで引き取りに来てもらった上で、無料で引き取ってもらったのです。おかげで私の書斎スペースがちょっと増えました。

リネットジャパンは環境省認定で、あちこちの自治体とも連携しているとのことなので、私は信用できると判断しています。

メリット

以下の条件で無料で引き取ってもらえることがメリットです。

  • 1回の回収につきパソコン(デスクトップ or ノートPC)1台まで無料
    • 2台以上あるときは1台ずつ申し込めばよい
    • 壊れていても構わない
  • 自前で段ボールを用意して3辺合計が140cm以下、重量20kg以内に収まるように梱包する
    • 段ボールの加工は可能
  • ハードディスクのデータ削除は自分で実施する
    • 消去ソフトの無償提供あり

2台以上を一度に引き取ってもらうと、2台目以降は費用が発生するので、1台ずつ別に申し込みました。段ボールは加工しても大丈夫とのことだったので、梱包・輸送に耐えられる状態で小さくしました。

また、佐川急便による集荷をしてくれる(配送伝票も用意しれくれる)ので、梱包するだけのとても楽なサービスです。

デメリット

無料で引き取ってもらえるので、デメリットは一切ありません。

段ボールを調達したり、ハードディスクのデータを消去する手間はかかりますが、不要なものを片付けられるので、重い腰を上げましょう。

ハードディスクのデータ消去

2019年12月ごろ、神奈川県庁のデータが復旧できる状態のハードディスクが転売されるという事件がありました。リネットジャパンでは廃棄するパソコンのハードディスクからデータを消去する作業を約3,000円でやってもらえますが、自分で消去するかハードディスクを破壊するのがよさげです。

ハードディスク初期化ソフトは、リネットジャパンでアカウントを作ればマイページから無料で入手できますし、『窓の杜』から無料で入手できます。念入りにデータを消去するモードを使えば確実に消去できるので個人情報が漏れる心配もないでしょう。

ちなみに、私はDiskEraseUtilというツールを『窓の杜』から入手して“米国家安全保障局(NSA)推奨方式”で消去したのですが、作業時間はUSB 2.0外付け250GB HDDで約5時間でした。

段ボールの加工

私のデスクトップPCの筐体はミドルタワーで、およそ50cm(奥行き)×20cm(幅)×45cm(高さ)の大きさだったのですが、ホームセンター『ダイキ』の160サイズの段ボール(段ボール No.8ー160 外寸:約64×44×47cm 内寸:約63×43×45cm)を約300円で購入しました。それをPCのサイズに合わせ、3辺合計を140cm以下になるように外寸44cmの辺を短くしました。

変形の方法はこちらのYouTubeを参考にしました。キーボードや他の付属品も同梱できるので、本体のサイズピッタリにする必要はありませんが、3辺合計を140cm以下にして、かつ重量も20kg以下にしないと受領してもらえませんので注意してください。

それにしても、段ボールを変形すれば細長いものも梱包できるなど、いろいろ応用できるので参考になりました。

最後に

無料引き取りは期間限定のサービスのようですが、年中やってるようです。実は数年前に当時ネットオフのサービスの一部としてリネットジャパンにノートPCを無料で引き取ってもらったことがあり、それ以来ちょくちょくリサイクルに関する案内メールが来てました。ずっと無料引き取りサービスをやってるようですが、いつまでサービスが続くかはわかりません。

もし、処分に困ったパソコンがあれば、ぜひこのサービスを利用してはいかがでしょうか。

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