なら歴史芸術文化村(奈良県天理市)に行ってきました

おでかけ

2022年4月30日(土)、奈良県天理市杣之内(そまのうち)町にある『なら歴史芸術文化村』に行ってきました。

ここは2022年3月21(月)にオープンした道の駅で、文化財修復や展示を見学できる施設です。ここでは、食べる、買う、遊ぶ(体験する)ができます。仏像や建築物などの文化財の補修や奈良特産の食べ物や工芸品に興味がある方は楽しめると思います。暇つぶしのために行った私も嫁さんも、予想以上に楽しむことができました。

買い物

施設の中に産直野菜売り場や伝統工芸品の展示販売のコーナーがあり、とても綺麗ないちご(古都華やあすかルビーが売られていました。いちごの値段は地場のスーパーに比べると安くはないですが、とんでもなく高いというわけでもありません。新玉ねぎなどはスーパーと同じぐらいの値段だったので、良心的な価格設定だと思います。

伝統工芸品では、木製のいすやトレー、習字の筆やすずりなどがたくさん展示販売されていました。製作した木工房の名刺を見ると、吉野杉や桜で有名な吉野から出展されているものも多数ありました。

企画展示

行ったときは企画展『観音のいます地 三輪と初瀬』が開催されており、長谷寺ゆかりの十一面観音像などがたくさん展示されていました。もともと仏像には興味がない方でしたが、説明をじっくり読んで、鼻筋が太いとか唇が出てるとかで平安時代の作であろう、といったそれぞれの仏像の特徴が理解できました。

他に、この施設内で仏像などの補修が行われおり、作業場の様子や、タイミングが良ければ実際の修復作業をしているところを見ることができます。

食事事情(レストランやキッチンカーがあります)

『まるかつ』というレストランがあります。午後から行ったので利用しませんでしたが、14時前の時点でも待ち行列ができていました。

また、屋外には天理のコフフンのキッチンカーが来ており、お客さんがひっきりなしに利用していました。

駐車場事情(混雑シーズンは臨時駐車場がおすすめ)

私が行ったのがゴールデンウィークに入ってからだったためか、施設内の駐車場に入るのに車が並んでおり、施設のすぐ南側にある臨時駐車場(天理の市営駐車場)に待ち時間なしで駐車できました。臨時駐車場から施設まで徒歩約5分です。ちょっとした高台になっているので、奈良盆地を見渡す絶景を楽しみながら歩くとすぐに着きました。

施設に入ってからも駐車スペースが空くのを待つ車が10台以上並んでいたので、混雑するシーズンは臨時駐車場を利用するのがおすすめです。

宿泊施設 (フェアフィールド・バイ・マリオット)

あのマリオット系列のホテルが隣接しています。温泉や館内レストランがないので少し物足りないかもしれませんが、奈良盆地を見渡す景観はよさそうです(実際に見たわけではありません)。

関連情報

なら歴史芸術文化村からのお知らせ等がわかるスタッフブログはこちらから。

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