2026年7月、夫婦で奈良から東京へ2泊3日の旅に出ました。東京に引っ越しした子どもから隅田川花火大会に誘ってもらったのが、今回の東京行きのきっかけです。楽しみにしていたのは、花火大会、映画『ハリー・ポッター』の制作舞台裏を体験できるワーナー ブラザース スタジオツアー東京、そして柴又散策の3つ。行ってみたかった店にも寄りながら、充実した3日間を過ごしました。
| 日程 | 主な立ち寄り先 |
|---|---|
| 1日目 | 品川、隅田川花火大会 |
| 2日目 | 豊島園、ハリー・ポッターのスタジオツアー東京 |
| 3日目 | 柴又、東京駅、皇居東御苑周辺 |

1日目は品川の天ぷらと隅田川花火大会
新幹線で品川に着いて最初に向かったのは、天ぷら新宿つな八。約20年前、出張で品川を訪れた際にふらりと入った思い出の店で、いつか再訪したいと思っていた一軒で、ようやく夫婦二人で再訪することができました。
開店直前に着くと、先に待っていたのは1組だけ。開店と同時に席へ案内されました。長年楽しみにしていた再訪なので、注文は上天ぷら定食に決定。ベテランの職人さんが食事のペースを見ながら、一品ずつ目の前で揚げてくれます。海老、ふわふわの穴子、イカの入った野菜かき揚げ。どれも期待どおりのおいしさでした。
昼食後は、東京ソラマチのスーパー「ライフ」で飲み物などを買い出し。花火大会当日とあって、店内には浴衣姿の人がちらほら見えます。焼きそばや弁当も高く積まれ、街全体が花火を待っているような雰囲気です。
夕方は隅田川花火大会の観覧場所の一つ、向島地区の歩行者天国となった交差点でレジャーシートを広げて観覧しました。19時から20時30分まで、建物の間に上がる花火を眺めました。正面に大きく見える場所ではなかったものの、東京の夏らしいにぎわいを肌で感じられた夜です。最後の10分ぐらいにポツポツ雨が落ちてくるまでは、気温も高くなく、非常に花火日和の天気でした。
2日目はハリー・ポッターのスタジオツアー東京へ
2日目の目当ては、豊島園にあるハリー・ポッターのスタジオツアー。まずは昼食を取ろうと、予定していたピザ店へ向かいました。ところが開店前から行列ができており、私たちの直前で満席に。とほほ……。気を取り直して近くのドトールに入り、ミラノサンドとコーヒーで時間を調整します。13時、いよいよワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ― メイキング・オブ・ハリー・ポッターへ。
映画『ハリー・ポッター』で見たセットや小道具を間近で眺めていると、さまざまなシーンがよみがえります。細部までこだわって作られたことが解説されており、歩いては足を止めるの繰り返し。途中では、事前に申し込んでいたアフタヌーンティーも味わいました。夕方はハリー・ポッターのお土産選びです。13時に入館し、アフタヌーンティーと買い物を含めて約4時間。あっという間に感じるほど見どころがたっぷりでした。私たちが訪れた時間帯は比較的ゆったり見て回ることができ、一時にわか雨は降ったものの、暑さも厳しくなく快適に過ごせました。
夕食は東京ソラマチの鼎泰豊(ディンタイフォン)へ。ハリー・ポッターの世界を満喫した余韻に浸りながら、小籠包や担々麺、炒飯を味わいます。よく歩いた2日目の締めくくりにぴったりでした。
3日目は柴又から東京駅へ
最終日は朝から柴又へ。帝釈天参道を歩いてお参りした後は、寅さん記念館、山田洋次ミュージアム、昭和初期の邸宅である山本亭へと足を延ばします。
『男はつらいよ』は、10年ほど前にケーブルテレビで30作品以上を一気に見たことがあります。全国各地のロケ風景や、SL、ディーゼル気動車が走るシーンを思い出すと、懐かしい昭和の空気までよみがえるようでした。寅さん記念館は想像していた以上の広さ。山本亭も落ち着いた雰囲気で、東京の中心部とはひと味違います。

その後は東京駅周辺へ移動し、ねぎしで牛たん定食を注文。歩いた後だけに、しっかりした昼食がうれしいところです。

食後のお目当ては、みはしの白玉クリームあんみつ。周りからもクリームあんみつを注文する声がよく聞こえてきます。冷たい甘味でひと息つき、最後まで東京の食を満喫しました。

最後は皇居東御苑へ立ち寄るつもりでしたが、この日は月曜日で休園。完全に確認不足でした。旅程に入れる場合は、出かける前に宮内庁の案内で公開日を確認しておくのがよさそうです。
東京旅行で困った交通・きっぷのこと
タッチ決済は対象事業者を事前に確認
2026年7月時点の三井住友カード公式案内では、対象カードを設定したスマホのタッチ決済で対象の鉄道・バスに乗ると、通常ポイントを含めて7%還元とされています。毎月の利用合計200円ごと、上限ありなどの条件があり、利用できる事業者や駅も限られます。京成電鉄の鉄道は、この対象事業者一覧に含まれていません。
品川から押上への移動でタッチ決済を使えたため、柴又へ向かう際も同じように利用できるつもりでいました。ところが京成線では使えず、最終的にはSuicaで精算。タッチ決済側に残った入場記録を解除するため、最初に東京メトロ丸ノ内線東京駅の窓口へ相談しましたが、運営事業者が異なるため都営三田線大手町駅の窓口へ案内され、そこで対応してもらいました。地下通路をかなり歩くことになり、対象事業者を先に確認する大切さを実感しました。
新幹線の予約変更
今回は普段のエクスプレス予約とは別のクレジットカードで決済したかったので、スマートEXを使いました。ただし、エクスプレス予約に登録済みのSuicaは、今回のスマートEXには登録できず。そこで紙のきっぷを使って新幹線に乗車することにして、行きの京都駅で帰りの分まで先に発券。
帰りに予約していたのは、東京駅17時39分発の新幹線。ところが、お土産探しなどを終えて時計を見ると、まだ15時30分ごろでした。紙のきっぷを発券した後は時刻を変えられないと思い込み、出発までカフェで時間をつぶすことにします。スターバックスと神乃珈琲は満席。星乃珈琲で10分ほど待ち、ようやく席に着けました。
ところが、コーヒーを飲みながらよくよく調べてみると、紙のきっぷを発券した後でも変更できる場合があると分かりました。スマートEX公式の案内では、予約列車の発車前で、同一日・同一区間・同一設備・同一列車種別などの条件を満たす場合、対象外商品を除いて1回変更できるとされています。手続き場所も、JR東海・JR西日本・JR九州の新幹線駅にある指定席券売機や駅窓口など、条件付きです。
16時過ぎ、さっそく東京駅の券売機へ。最初に試した券売機では「このチケットはお取り扱いできません」と、紙のきっぷがそのまま返されてしまいます。これは困ったと、急いでみどりの窓口へ向かいました。改めて予約変更をお願いすると、17時39分発から16時39分発へ無事に変更でき、ひと安心。紙のきっぷを発券した後でも、予約内容によって扱いが異なります。諦める前に、時間に余裕を持って係員へ相談してみるのがよさそうです。
東京を2泊3日で巡って
東京2泊3日の夫婦旅行で、花火、ハリー・ポッターの世界、柴又散策と日ごとに目的を分けた今回の旅。慌ただしすぎずに楽しめました。約20年ぶりに訪ねた店、新しく体験したハリー・ポッターのスタジオツアー、どこか懐かしい柴又。3日間それぞれに、違った面白さがありました。
ほかの夫婦旅行では、宮島・錦帯橋・呉を巡った1泊2日旅行と、奈良から車で浜松へ出かけた1泊2日旅行もまとめています。
