こんにちは、まほプラ(まほろばプラス)のゆたぱです。
最近ストックフォトサービスに写真を投稿する活動をはじめました。2018年9月末にクリエータとして登録し、写真を一枚投稿(アップロード)したら、すぐに一人のユーザにダウンロードしてもらえました!!
でもそれっきり。いっぱいダウンロードしてもらって収入を増やすためには、
- ユーザはどういう写真をダウンロードしたいか考える
- 数百枚、数千枚のオーダーの枚数を投稿する(数打てば当たる方式)
といった取り組みが必要で、単に自己満足の写真をアップロードするだけではユーザにダウンロード回数は増えないようです。
ちなみに、私のカメラ歴、使用機材については「カメラ: 使用機材」で紹介しています。キヤノン党です。
ストックフォトとは
ストックフォトは、ブログやホームページ、企業や店舗のカタログ・パンフレット等に使う写真・イラスト・動画といった素材をユーザに提供するサービスです。ユーザは有償・無償で写真などをダウンロードし、利用できます。
クリエーター(creator)とかコントリビューター(contributor)と呼ばれる素材提供者は、ストックフォトサービスに写真やイラストを提供します。そして、その素材をユーザにダウンロードしてもらったら、ダウンロード回数に応じた報酬をもらえます。
私は、『shutterstock』『Adobe Stock』『写真AC(photo AC)』にクリエーター・コントリビューターとして登録しています。
気になる報酬額は?
写真を提供する運営会社によって異なります。例えば、『写真AC』という日本のストックフォトサービスは、ダウンロード1回あたり2.8円です。1000回ダウンロードされると2,800円もらえます。
『shutterstock』『Adobe Stock』といった海外のサービスではもう少し単価が高いようですが、ユーザが利用する料金体系によってダウンロード1回あたり30~150円ぐらいのようです。
また、大抵のストックフォトサービスで、報酬額が一定金額(5000円以上など)に達するまでお金を振り込んでもらえません。
どんな素材でも提供できるの?
写真やイラストをアップロードした後、審査があります。結構サイトによっても採否の判定が異なるので、可能であればアップトードできるところすべてに投稿すればいいでしょう。
自分が撮影した写真、自分が描いたイラストが大原則
投稿できる写真は、自分が撮影した写真や自分が描いたイラストであることが大原則です。つまり、自分が著作権を持っているものです。インターネット上で見つけた画像や、例え家族が写真でもNGです。もしそういう不正が見つかると、元の著作権者に訴えられるかもしれないので、絶対やめましょう。
被写体によっては使用許諾が必要
それから、個人の顔が映っているとか、個人の所有物(所有者が特定できる物や建築物など)、商業施設が映っていると、モデルリリースやプロパティリリースといった使用許諾書を提出する必要があります。
技術的にも要件がある
ピントが合っていない写真も採用してもらえません。私はボケを活かした写真んを撮ってアップロードしたのですが、ピントが合っていないから採用不可となった写真が何枚かあります。特に、景色の一部として人間を取り込んだのに、その人間にピントが合っていないと採用されないようです。
ピントが合っているかどうかは、100%以上に拡大してチェックしているようです。手ぶれしないように気をつけましょう
写真ACにアップロードした時点で著作権・所有権を譲渡することになるので注意!!
『写真AC』の場合、利用規約「写真のアップロード 4」にあるよう、写真やイラストをアップロードした時点で、その素材を写真ACに譲渡したことになるので要注意です。それが不採用になったとしても、です。よって、所有権を譲渡したくない写真はアップロードしてはいけません。
しかし、『写真AC』はアップロードした写真を他のストックフォトサービスにアップロードすることを許しています(ただし、所有権をユーザに譲渡するタイプのストックフォトサービスは許されていません。所有権は『写真AC』にあるので当然です…)。
たくさんダウンロードしてもらうには
これは個人的な意見ですが、多くのユーザは、ブログのアイキャッチ画像やホームページの背景などの用途にストックフォトサービスを利用しています。自分がいいと思った「きれいな風景写真」「インスタ映えするモノ」がユーザ視線で見たときにダウンロードしてもらえそうか振り返りましょう。
どういう写真・イラストが人気なのか確認する
ストックフォトサービスのサイトにいくと、人気の写真がどういうものかランキングで見ることができるので、参考にしましょう。
- 季節もの(桜、田んぼ、夏の海、稲刈り風景、クリスマス、お正月などなど)
- 使用目的を考える
- 中には背景やデザイン柄として使える画像が人気だったりします
『写真AC』では、これからたくさんダウンロードされそうなヒントとなるキーワードを定期的にメールで知らせてくれます。それを参考に写真を撮りましょう。
技術的にもクオリティを保つ
- ピントをしっかり合わせる
- ピンボケ写真は採用されません
- 手ブレを防ぐ(三脚を使ったり、ひじをテーブルや柱につけて固定する)
- 特に暗いところではシャッター速度が遅くなり、手ブレ、被写体ブレが起きやすくなるので、カメラをだきるだけ固定してください
- 水平が傾いていないかよく確認する
- 意図的に傾ける場合もありますが、一般には建物や地平線が傾いていると違和感がある写真となり、ダウンロードされにくいです
ユーザの使い方に配慮
ブログやホームページでは写真にタイトルなどの文字を書き込んで使うケースもよくあるので、そのためのスペースを空けたバリエーションの写真も用意するといいでしょう。
- 文字を書き込むスペースを空けた写真を撮る
- スペースの位置をいくつか変えたものを用意する
- 主人公の被写体ではなく、「パタン」「柄」として使える写真を撮る
やっぱり撮っていて楽しいものが一番
おそらく、趣味や仕事、友人とのコミュニケーションのために写真を撮っている人が大半で、最初からストックフォトで収入を得ようと写真を撮り始めた人は少数派だと思います。
楽しくない写真を撮ってもモチベーションが維持できないので、まずは自分がよいと思ったものを撮影するのが一番です。私は上に書いたことを少し意識しつつ撮影したものを投稿して「ダウンロードしてもらえればラッキー」と考えるようにしています。
ブログも同じですが、「継続は力なり」という言葉を念頭に、コツコツ続けましょう。
いいカメラが必要なの?
「いい写真」というのがどういうものかに寄りますが、必ずしも高価な一眼レフは必要ではなく、スマホでも十分です。
ただし、ピンボケ、手振れ、傾いた写真は採用されない可能性が高いので、上で述べたような、撮影するときの技術的な注意点はおさえるましょう。
コメント