はじめに
嫁さんが乗っている電動ママチャリの後輪がパンクし、タイヤ表面にもひび割れが目立ってきたので、交換することにしました。マウンテンバイクのタイヤ交換は何度かしたことがありますが、ママチャリははじめて。
当初自転車屋さんがYouTubeにあげていた後輪の交換作業の映像を見て、「わりと簡単にできそう」と思ったのですが、電動ママチャリと電動じゃないママチャリの構造が少し違っててました。電動自転車には内装3段変速のギアがあったのです。これが曲者で、タイヤをはずすのに苦労しました。何とか車体から後輪をはずし、タイヤ交換も終わったのですが、組み立て方法がわからずお手上げ。結局、別のYouTube動画を見つけて何とかなりましたが、みなさん自転車の型番を調べてからYouTubeで予習しましょう。
私が参考にしたYouTube動画を後ろの方にあげています。
電動自転車の型番を確認
うちの自転車の型番はBE-END633Bです。この型番表示は前かごに隠れて見つけにくいですが、ハンドルを横に切ると見えます。
使った工具
- 後輪をフレームから外す作業
- スパナ(サイズ10)
- 六角ボックスレンチ(サイズ10と15)
- プラスドライバー
- マイナスドライバー(ベルクランプからワイヤーをはずすときに使用)
- 作業手袋
- タイヤ・チューブ交換
- タイヤレバー2本
- 空気入れ
- パンク修理
- 100均パンク修理キット(タイヤレバー、ゴムパッチ、ゴム糊、紙やすり)
- 水を張ったたらい、または、バケツ
- 空気入れ
作業準備
次に作業しやすいように後輪を持ち上げます。自転車屋さんでは専用のメンテナンススタンドを使ってるようですが、わが家にはありません。Amazonで2000円以下で見つかりましたが、もったいないので下のようにしました。
うちには脚立と2×4の木材があったので、サドルに引っ掛けて後輪を10cm程持ち上げました。これは参考動画2の4:07ごろにDIYをめぐる冒険さんが紹介されているものです。他に木製のメンテナンススタンドを自作されていますが、作るに時間がかかるので、脚立を利用しました。
サドルを2×4材に引っかけるだけだと、作業中に外れそうなので、白いヒモでサドルポストを2×4材に適当に固定しています。
作業開始
いきなりですが、後輪を外した動画です。途中経過は参考動画1を見てくださいね。
次はリムからチューブとタイヤ外装をはずしたところ。
この後、新しいチューブとタイヤをリムに組み付けるのですが、ビードをリムにはめるのがとても固くてしました。参考動画1のように手だけではできず、100均一で買ったタイヤパンク修理キットについているタイヤレバーを使いました。実は一度組付けたのですが、チューブがリムとタイヤレバーとの間に挟まったのか、チューブに穴をあけてしまいました。そこで、黄色い水たらいに水を張って穴の場所を確認し、パンク修理キットのゴムパッチを貼り付けました。
あとは動画を参考に元通りに組み立て、ベルクランプにつながる変速ワイヤーとブレーキワイヤーの張り具合を調整して終わり。
かかった作業時間
作業時間は約2時間×3回で、のべ6時間ぐらいでしょうかね。
- 1日目: 後輪を外してタイヤチューブを交換したあと、組み立て方がわからず一旦終了
- 2日目: 参考動画1を見て組み立てるが、タイヤの空気がすぐ抜けることに気が付いて一旦終了
- 3日目: 再度後輪を外し、タイヤレバーで開けてしまった穴を修理して、組み立て完了
失敗したこと
新品チューブに穴をあけてしまった
電動自転車用のタイヤ、チューブは耐久性を高めるためか、しっかりしたつくりです。タイヤをリムに組み付ける際、とても固く、タイヤレバーを使ってタイヤのビードをリムにはめたのですが、このとき、リムとタイヤレバーの間にチューブが挟まり、穴をあけてしまったようです。
注意点は、リムとタイヤレバーの間にチューブが挟まらないように、以下をすれば穴をあけてしまう可能性が下がると思います。
- 少しチューブに空気を入れた状態で組み付ける
- 1本のレバーでチューブを押しながら、もう1本のレバーでビードをはめる
タイヤの装着向きを間違えたかも
実は、苦労してタイヤをリムに積みつけた後、溝の向きが前輪と違っているのに気が付きました。間違えないように、と思ってたのに…。もしかしたら雨上がりの水たまりを走った時、排水性能に差が出てくるかもしれませんが、もうタイヤを組み付ける作業はしたくないので、そのままにすることにしました。
車のタイヤのように、回転方向を示す矢印などがなかったので、気にしなくていいのかもしれません。
参考にしたYouTube動画
参考動画1
【自転DIY】内装3段変速 後輪タイヤ交換 結構詳しく解説してます! 電動自転車 ママチャリ inter3
自転車の車体から後輪をはずすところから、タイヤチューブの交換方法、組み立てまでの手順が詳しく紹介されています。チェーン引きというパーツの装着方法に向きがあることも注意喚起されていて、わかりやすいです。
参考動画2
その他
コメント