中学生のころ、親がCANONの一眼レフ AE-1を買いました。
それを修学旅行に持って行ったのがカメラ経験のはじまり。と言ってもお小遣いから現像代が出せないので、中学・高校時代はほとんど写真は撮っていませんでした。
大学生のころ、ふと自分のカメラが欲しくなり、バイト代で中古のA-1と新品のT90を買い、主に風景写真を撮るようになりました。一眼レフはずっとキヤノン党です。
就職してからは兄が買ったEOS 650やEOS5を借りて、会社の同僚のスナップ写真や集合写真を撮る写真係でした。やっぱりスナップはAFが楽です。
結婚して子供ができた2000年、EOS-1Vを買って子供の写真を撮りまくってましたが、いつしか銀塩カメラからデジタルカメラの時代に変わっていきました。コンパクトデジカメで撮る機会が増え、銀塩カメラの出番がどんどん少なくなってきたころ、運動会用に望遠レンズがほしくなり、EFレンズはそのまま使えるEOS-kiss Digital Nという入門機を買いました。
もっぱら運動会のときだけ写真を撮っていましたが、子供が中学生になると写真を撮る機会が激減。ところが2018年、仕事でむしゃくしゃしたときの気分転換で写真を撮ることを思い出し、再びアマチュアカメラマンとして復活です(ストックフォトで収入を得たいという思いもあります)。
カメラ遍歴 (各機材の詳細はCANON CAMERA MUSEUMへ)
MF(マニュアルフォーカス)銀塩カメラ
CANON AE-1 (1976年4月発売)
- 親が買った、わが家初めての一眼レフ
- プログラムAEで、露出計はファインダー内の指針型
- 中学生の修学旅行に持っていったが、露出の合わせ方がいまいちわかっていなかったが、そこそこ写っていた
CANON A-1 (1978年4月発売)
- 大学生になってからカメラをいじるのが好きになり、中古で購入
- パワーワインダーAも買った。モータードライブMAは高くて買えなかった
- 1992年ごろ、友人に格安で譲った
CANON T90 (1986年2月発売)
- 中古のNew F1を買おうかと思っていたが、とてつもなく重かったのと、(確か)ジウジアーロのデザインがかっこよくてこのボディにした。通称『タンク』
- 大阪・心斎橋の三和商会で購入
- シャッターボタンそばのダイヤル、本体上部の液晶表示パネルやモード選択用ボタンなどはそのままEOSに引き継がれたようで、当時、AF以外の機能はすべて搭載されていると言われていた
- モータードライブ内蔵で、4.5コマ/秒の連写性能
- フィルムバックをデータメモリーバック(DMB)に交換
- 日付を写し込みと、撮影データ(Tv, Av, ASA)の記録が
- MSXパソコンとつないで撮影データの印刷もできた
AF(オートフォーカス)銀塩カメラ
CANON EOS 650 (1987年3月発売)
- 兄からの借り物の初めてのAF一眼
- 発売された時代には、ミノルタα7000やα9000とAF性能を競いあっていた
CANON EOS5 QD (1992年11月発売)
- 兄からの借り物
- 世界初の視線入力機能を持ったカメラ
- 5つのフォーカスポイントのうち、視線をジッと合わせたところでピントを合わせることができた
- 個人的にはフォーカスポイントを手動選択する方がストレスがなかった
- シャッター音は「パコン」という感じで、静音化されていたようだ
CANON EOS-1V (2000年3月発売)
- キヤノン最後の銀塩フラッグシップ(2018年も製品ラインナップにあるみたい)
- モータードライブがついたHSは高かったので、本体とバッテリーパックを買った
- フォーカシングスクリーンを方眼タイプに交換
- EOS-LINKというケーブルとソフトでカメラとパソコンをつなぎ、撮影データをパソコンで記録することができた
- フィルム約80本ほど撮った程度でカメラバッグに眠ったまま。加水分解が進み、グリップ部分がベトベトしている(2018年秋)
CANON EOS Kiss Digital N (2005年3月発売)
- 一眼デジカメが欲しくなって2005年に購入
- 当時、EOS-1Dやハイアマチュアクラスのボディがあったが、すぐに陳腐化するだろうと思い、このボディにした。2018年現在も稼働中
使っていたMFレンズ
FD50mm F1.8
- AE-1と同時に購入
New FD85mm F1.2L (1980年3月発売)
- 明るいレンズが欲しくて中古で購入
- ボケ味は最高で、少々暗いところでも手持ち撮影でき、重宝した
- 確かCONTAXのステップアップリング72/86(?)とメタルフード4(86mm)をつけて使っていた
レンズメーカー製300mm F5.6
- シグマだったかタムロンだったか忘れたが、あまり出番はなかった
使っていたAFレンズ
EF50mm F1.8 (初代, 1987年3月)
- 兄がEOS 650ボディと同時に購入
- 2018年も現役で使えているが、モーターの音がジージーうるさい
EF100mm F2.8L マクロ IS USM (2009年10月発売)
- 2018年10月に中古で購入
- シャッターボタンを半押ししたあと離すと「ギギッ」と音が鳴る。欠陥品だと思って慌てて購入したカメラ店に持って行ったが、新品でも同じ症状だった。ISをオフにすると音は鳴らない
- やっぱりマクロで撮るとよくボケる
- これから物撮りにガンガン使っていきたいレンズ
EF135mm F2.8 ソフトフォーカス (1987年10月発売)
- これもEF 50mm F1.8と同じく古いレンズで、モーターがジージーうるさい
- F2.8と明るいが、望遠がいまいち足りないので出番があまりなかった
- 70-200mmズームを買ってからは使ったことがない
EF200mm F2.8L USM (1991年11月発売)
- 中古で購入
- 明るい望遠なのでよく持ち出したが、70-200mmズームを買ってから出番なし
EF24-85mm F3.5-4.5 USM (1996年9月発売)
- スナップ用に購入
- 軽くて使いやすい
EF70-200mm F2.8L IS USM (初代IS, 2001年9月発売)
- 子供の運動会の撮影用に初めての白レンズを購入
- フードをつけるととても大きく見えるが、はっぱり思い
- 初代ISのレンズ性能はあまり評判がよくないが、個人的にはボケ味の違いが分からないので、気に入っている
EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM (2005年3月発売)
- EOS Kiss Digital Nと一緒に購入
- 軽いのはいいが、軽すぎて一眼レフを使ってる気があまりしない